それほど鉄道が好きでなくても、男の子であれば魅力を感じてしまうものの一つに、鉄道の「転車台」があるのでないかと。
回転という動きに、ついつい惹かれてしまう。
運転台が片側にしかない車両、とくにSL(蒸気機関車)の向きを転換するためには必須であり、SLの全盛期には各地の車両基地や起終点駅に必ず設けられていた。
SLが廃止された今は、あまり見られなくなってきたが、復活運転しているSLの駅や、運用上の理由で工場や車両基地などでは現在でも使用されているとのことである。
転車台の周囲から放射状に線路を伸ばし、その先に扇形庫(せんけいこ)を設置した例も広く見られる。
さて、転車台といえば、鉄道模型に触れたことがある少年であれば、一度はあこがれるストラクチャーではないかと。
ただ、高額であるため、子供時代は、なかなか買えなかった。
大人になっても鉄道模型への熱が冷めなかった人たちが、最初に大枚をはたいて買うストラクチャーの一つが、転車台ではないかと。
自分もそのひとりであった。
自分は「トミックス派」であったため、最初にトミックスの転車台を買ったのだが、結局、カトーの転車台も買ってしまった。
いっしょに扇形庫も欲しくなり、扇形庫も買ってしまった。
転車台といえば、やはり転車台を配置した「レイアウト」を持つことが、究極のあこがれであろう。
お座敷運転しかしていない、今の自分にとっては、夢のまた夢であるが。